おしゃれにこだわりたいけれど、自分に合うブランドがわからない——
そんな悩みを抱える20〜40代の男性に向けて、ハイセンスなドメスティックブランドを厳選しました。
トレンドを取り入れつつ長く使えるアイテムを中心に、コーデしやすく女性ウケも良いメンズ服を紹介します。この記事で、自分らしいスタイルが見つかるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
20代・30代・40代男性に人気のメンズ服ドメスティックブランド 2025年版
ファッション感度の高い20代・30代・40代の男性に支持されている、おしゃれでハイセンスなドメスティックブランドを紹介します。
それぞれのブランドの魅力や特徴についてご紹介していますので、自分に合ったブランドを見つけてください。
20代・30代に人気のメンズ服ブランド一覧
ブランド名 | スタイル | 特徴 |
オーラリー(AURALEE) | きれいめ・ミニマル | 上質な素材選びと無駄のないシルエットで、大人の上品な日常着を提案 (参考価格帯 約30,000円~) |
イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE) | モード・アート | 独創的なデザインと構築的なシルエットが特徴。芸術性と機能性を兼ね備える (参考価格帯 約40,000円~) |
グラフペーパー(Graphpaper) | きれいめ・ストリート | オーバーサイズを基調としたシルエットで、現代的で洗練された印象を与える (参考価格帯 約30,000円~) |
カラー(kolor) | モード・ストリート | 異素材ミックスや絶妙な色使いが魅力の個性派ブランド (参考価格帯 約35,000円~) |
アンダーカバー(UNDERCOVER) | モード・ストリート | ストリートカルチャーとアートを融合した独創的な世界観が特徴 (参考価格帯 約40,000円~) |
コムデギャルソン(COMME des GARÇONS) | モード・アバンギャルド | 前衛的なデザインと実験的なスタイルで、世界的評価を受けるブランド (参考価格帯 約40,000円~) |
タカヒロミヤシタ ザ ソロイスト(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.) | モード・ロック | ロックテイストと緻密な構成による個性的なデザイン (参考価格帯 約50,000円~) |
コモリ(COMOLI) | きれいめ・ナチュラル | 日本の気候や文化に合った、リラックス感ある上質な日常着を展開 (参考価格帯 約35,000円~) |
ナイスネス(NICENESS) | カジュアル・クラシック | ヴィンテージを再解釈し、現代の高級感をプラスしたアイテム展開 (参考価格帯 約40,000円~) |
サカイ(sacai) | モード・ストリート | 異素材レイヤードや構築的なデザインで注目を集めるブランド (参考価格帯 約40,000円~) |
オーラリー(AURALEE)
オーラリー(AURALEE)は、2015年にデザイナーの岩井良太氏によって設立された日本のファッションブランドです。ブランド名は、古英語で「黄金の光」を意味し、その名の通り、上質な素材と洗練されたデザインで知られています。
ミニマルでクリーンなスタイルが特徴で、着心地の良さと高い品質が魅力です。国内外のセレクトショップで取り扱われ、多くのファッション愛好家から支持を集めています。
項目 | 内容 |
ブランド名 | オーラリー(AURALEE) |
スタイル | きれいめ・ミニマル |
特徴 | 上質な素材選びと無駄のないシルエットで、大人の上品な日常着を提案 |
参考価格帯 | 約30,000円~ |
イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)
イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)は、1970年に三宅一生氏が設立した日本を代表するファッションブランドです。革新的なデザインと技術で知られ、特に「プリーツプリーズ(PLEATS PLEASE)」シリーズは、軽やかで動きやすいプリーツ加工が特徴です。
アートとファッションを融合させた独自のスタイルが魅力で、世界的なファッションショーでも高い評価を受けています。
項目 | 内容 |
ブランド名 | イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE) |
スタイル | モード・アート |
特徴 | 独創的なデザインと構築的なシルエットが特徴。芸術性と機能性を兼ね備える |
参考価格帯 | 約40,000円~ |

ISSEY MIYAKEは現在、月毎に新作を出しています。
詳しくはカタログをチェック!
⇒ISSEY MIYAKE カタログサイト
グラフペーパー(Graphpaper)
グラフペーパー(Graphpaper)は、2015年に南貴之氏がディレクションを務めるセレクトショップとしてスタートし、オリジナルブランドも展開しています。「余白の美」をテーマに、シンプルでありながら計算されたデザインが特徴です。
オーバーサイズのシルエットや上質な素材使いで、洗練された大人のカジュアルスタイルを提案しています。国内外のファッションメディアでも取り上げられ、その独自性が評価されています。
項目 | 内容 |
ブランド名 | グラフペーパー(Graphpaper) |
スタイル | きれいめ・ストリート |
特徴 | オーバーサイズを基調としたシルエットで、現代的で洗練された印象を与える |
参考価格帯 | 約30,000円~ |
カラー(kolor)
カラー(kolor)は、2004年に阿部潤一氏によって設立された日本のファッションブランドです。
独特の色使いや素材の組み合わせ、立体的なパターンメイキングが特徴で、個性的でありながらも着やすいデザインが魅力です。国内外で高い評価を受けており、パリ・コレクションへの参加など、国際的な舞台でも活躍しています。
項目 | 内容 |
ブランド名 | カラー(kolor) |
スタイル | モード・ストリート |
特徴 | 異素材ミックスや絶妙な色使いが魅力の個性派ブランド |
参考価格帯 | 約35,000円~ |
アンダーカバー(UNDERCOVER)
アンダーカバー(UNDERCOVER)は、1990年に高橋盾氏が設立した日本のストリートファッションブランドです。
ストリートカルチャーと高級ファッションを融合させた独自のスタイルが特徴で、前衛的なデザインやグラフィックが多くのファッション愛好家から支持されています。
パリ・コレクションへの参加や、ナイキ(NIKE)とのコラボレーションなど、多岐にわたる活動で知られています。
項目 | 内容 |
ブランド名 | アンダーカバー(UNDERCOVER) |
スタイル | ストリート・モード |
特徴 | ストリートカルチャーとアートを融合した独創的な世界観が特徴 |
参考価格帯 | 約40,000円~ |
コムデギャルソン(COMME des GARÇONS)
コムデギャルソン(COMME des GARÇONS)は、1969年に川久保玲氏が設立した日本のファッションブランドです。前衛的で実験的なデザインが特徴で、ファッション業界に多大な影響を与えてきました。
「黒」を基調としたデザインや、独特のシルエットで知られ、世界中に多くのファンを持つブランドです。パリ・コレクションへの参加や、ドーバー ストリート マーケット(Dover Street Market)の展開など、国際的な評価を得ています。
項目 | 内容 |
ブランド名 | コムデギャルソン(COMME des GARÇONS) |
スタイル | モード・アバンギャルド |
特徴 | 前衛的なデザインと実験的なスタイルで、世界的評価を受けるブランド |
参考価格帯 | 約40,000円~ |
タカヒロミヤシタ ザ ソロイスト(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)
タカヒロミヤシタ ザ ソロイストは、2009年に元NUMBER (N)INEのデザイナー・宮下貴裕氏が立ち上げたブランドです。ブランド名の「ソロイスト(TheSoloist)」には、“孤高の表現者”という意味が込められており、その名の通り、既存の枠にとらわれない独自の世界観を展開しています。
ロックやパンクなど音楽的要素を背景にしたデザインが多く、無骨さと繊細さを兼ね備えた独特な服作りが特徴です。ファッションショーでは音楽と融合させた演出も話題となり、コレクション形式の発表は世界的にも注目されています。感度の高い層に根強い人気を持つ、まさに“通好み”のブランドです。
項目 | 内容 |
ブランド名 | タカヒロミヤシタ ザ ソロイスト(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.) |
スタイル | モード・ロック |
特徴 | ロックテイストと緻密な構成による個性的なデザイン。孤高の世界観を貫く姿勢が唯一無二 |
参考価格帯 | 約50,000円~ |
コモリ(COMOLI)
コモリは、2011年に小森啓二郎氏によって設立されたドメスティックブランドです。「日本の気候・文化・生活に合った洋服」をコンセプトに掲げ、着る人の日常に自然に溶け込むようなアイテムを展開しています。
シンプルながらもパターンや素材に強いこだわりを持ち、リラックスしたシルエットと落ち着いた色味が特徴です。特に代表的な「コモリシャツ」は、ブランドの哲学を体現した名作として知られ、多くのファッション関係者にも愛用者が多いです。
項目 | 内容 |
ブランド名 | コモリ(COMOLI) |
スタイル | きれいめ・ナチュラル |
特徴 | 日本の気候や文化に合った、リラックス感ある上質な日常着。流行に左右されないミニマルな提案が魅力 |
参考価格帯 | 約35,000円~ |
ナイスネス(NICENESS)
ナイスネスは、2020年に元BEAMSクリエイティブディレクターの郷裕一氏が設立したブランドです。ヴィンテージウェアをベースに、素材開発や染色技術を用いて現代的にアップデートしたアイテムを展開しています。
特にアメリカンヴィンテージやワークウェアからインスパイアされたデザインに定評があり、クラシカルながら新しさを感じさせる服作りが特徴です。比較的新しいブランドながらも、感度の高いファッション層から支持を集め、注目度が急上昇しています。
項目 | 内容 |
ブランド名 | ナイスネス(NICENESS) |
スタイル | カジュアル・クラシック |
特徴 | ヴィンテージを再解釈し、モダンかつ高級感のあるアイテムを展開。細部にまでこだわった素材使いが光る |
参考価格帯 | 約40,000円~ |
サカイ(sacai)
サカイは、1999年に阿部千登勢氏が立ち上げたブランドで、日本国内のみならず海外でも高い評価を受けているドメスティックブランドの代表格です。
サカイの最大の特徴は「ハイブリッドデザイン」で、異なる素材やシルエットを巧みに組み合わせた構築的な服作りを行っています。
パリ・ファッションウィークの常連でもあり、NIKEやTHE NORTH FACEなど世界的ブランドとのコラボレーションも多数。ファッションの芸術性と日常性を両立させた稀有なブランドとして、幅広い層から注目を集め続けています。
項目 | 内容 |
ブランド名 | サカイ(sacai) |
スタイル | モード・ストリート |
特徴 | 異素材レイヤードや構築的なデザインで注目を集める。世界的メゾンとのコラボ多数で国際的評価も高い |
参考価格帯 | 約40,000円~ |
メンズドメスティックブランドはなぜ人気なのか
こちらでは、メンズファッションの中でもドメスティックブランドが注目される理由について掘り下げていきます。海外ブランドにはない独自の魅力や、日本人にフィットする設計、細部にまでこだわった物作りが人気の背景にあります。
ブランド選びに迷う方も、ここで理解を深めることで、自分に合う選択ができるようになります。
日本人の体型に合った設計とシルエット
メンズドメスティックブランドが人気を集める大きな理由のひとつが、「日本人の体型を前提とした設計」にあります。
海外ブランドのアイテムは、欧米人の体格に合わせたサイズやシルエットになっていることが多く、日本人が着用すると丈が長すぎたり、肩幅が合わなかったりと、どこかフィット感に欠けることも少なくありません。
その点、ドメスティックブランドは日本人の骨格や体型、さらには気候までを考慮してパターン設計されています。肩や袖丈、着丈、身幅など細かい部分にこだわったカッティングにより、自然と身体にフィットし、美しく見えるシルエットを実現しています。
品質に対する信頼と細部へのこだわり
ドメスティックブランドが信頼されているもう一つの大きな要因は、「品質」への妥協のなさです。特にハイセンスなブランドは、素材選びから縫製に至るまで、すべてにおいて高いクオリティを追求しています。
例えば、オーガニックコットンやウール、リネンなど、肌触りや耐久性に優れた天然素材を採用しているブランドが多く、それらは国内の老舗工場で丁寧に織られたり染められたりしています。
また、縫製においても、熟練の職人が仕上げることによって細部まで美しく整っている点も魅力です。
個性を主張できるデザイン性の高さ
ドメスティックブランドのもうひとつの魅力は、独自性のあるデザインと世界観の強さです。トレンドを取り入れつつも、「誰かの真似ではない自分らしさ」を求める現代のメンズファッションにおいて、個性を表現できる服は非常に価値があります。
アンダーカバーやカラー、サカイなどは、大胆な異素材ミックスや構築的なシルエットで“着るアート”とも呼ばれるような表現力を持っており、見る人に強い印象を与えます。逆に、コモリやオーラリーのようにあえて主張を抑え、素材やラインで静かに個性を引き立てるブランドも存在します。
コーデに悩まないメンズ服の選び方
こちらでは、毎日の服選びに悩まないためのアイテム選びのコツをご紹介します。色使いや素材、着回しやすさなど、実際のライフスタイルに合わせて選ぶことで、無理せずおしゃれを楽しむことができます。
コーデが苦手な方でも、すぐに取り入れられるポイントをまとめています。
ベーシックカラーを中心に選ぶと合わせやすい
おしゃれなメンズ服を選ぶうえで、まず意識したいのが色の選び方です。特にコーディネートに自信がない方には、ベーシックカラーのアイテムをおすすめします。ベーシックカラーとは、ブラック・ホワイト・グレー・ネイビー・ベージュなど、他の色と調和しやすい色のことを指します。
これらのカラーは、どんなスタイルとも相性が良く、アイテム同士の組み合わせに迷いません。色の主張が控えめなので、自然と全体のバランスが整うのが特徴です。たとえば、ネイビーのジャケットに白のシャツ、グレーのパンツを合わせれば、それだけで清潔感のあるきれいめスタイルが完成します。
季節を問わず活躍するアイテムを持っておく
コーディネートに悩まないためには、オールシーズン使える“万能アイテム”を揃えることが大切です。たとえば、Tシャツ・シャツ・カーディガン・テーパードパンツなどは、組み合わせ次第で春・夏・秋・冬と長く使えます。
下記のようなアイテムは特に活用しやすく、季節の変わり目にも対応できます:
アイテム | 理由 |
白シャツ | 羽織りとしてもインナーとしても使える万能アイテム |
ブラックパンツ | コーディネートを引き締め、シーンを選ばず使える |
薄手ニット | レイヤード次第で通年着用できる柔軟性の高いアイテム |
「着回しやすい服=使える服」という視点で選ぶと、クローゼットの中身が整理され、日々の服選びも楽になります。ブランドによっては、そうした汎用性の高いアイテムを“定番”として毎シーズン展開しているところも多いので、チェックしてみましょう。
ブランドごとの世界観を知ることが大切
見た目が似ていても、ブランドごとに持っている世界観やコンセプトは大きく異なります。同じような「きれいめ」スタイルでも、オーラリーとコモリでは着心地や素材感、シルエットに明確な違いがあります。
ブランドの世界観を理解するには、以下のような点に注目してみてください。
- ブランドのコンセプトやストーリー
例:コモリは「日本の気候や文化に合う服作り」を掲げている - 素材やディテールへのこだわり
例:オーラリーは毎シーズン新しいオリジナル素材を開発 - 過去のコレクションやルックブック
そのブランドがどういったスタイルを得意としているかがわかる
世界観に共感できるブランドを選ぶことで、単なる“服”ではなく、“スタイル”としての一貫性が生まれ、コーディネートが自然とまとまりやすくなります。SNSやブランド公式サイトのビジュアルも参考にすると、よりイメージがつかみやすくなります。
まとめ
メンズ服をおしゃれに楽しみたい方にとって、ハイセンスなドメスティックブランドは、品質・デザイン・体型へのフィット感すべてに優れた選択肢です。
ベーシックカラーを軸にしたアイテム選びや、季節を問わず使える定番服を持つことで、コーディネートに迷うことも減っていきます。各ブランドの世界観や特徴を知ることで、自分に合ったスタイルも見つけやすくなります。
自分らしいおしゃれを追求したい方は、ぜひお気に入りのブランドを見つけてみてください。